岡本修一
佐賀県、唐津という焼き物の伝統的文化が根付いた土地に陶芸家である父・岡本作礼さんのもとに生まれる。
間近で父の陶芸に向き合う姿を見ていたからこそ陶芸家としての覚悟は簡単にできるものではなく、自分を試すために陶芸科のある工業高校へ進学、そこで陶芸と向き合うも向いていないのではないかと考えデザインの会社に就職する。
しかしデザインが形になった時にあまり感動を覚えない自分に気づき、デザインはできるがプロダクトの製作に関われないことが原因ではないかと感じる。
退職後、ものづくりに関わる仕事をいろいろと試したのちに一時唐津に戻ることに。その際父の手伝いをしたことをきっかけに自然の流れで自身も作陶に向かうようになる。そして直接器をお客様に届ける機会に出会い、このためかと腑に落ちる。
2018年独立、抗うことを人生のテーマに、逃げずに、負けずに、真摯に作陶されている。
現在は自らの住む唐津の土を使い、その時作りたいものを作っている。
流行りではなく10年後も使い続けられるようなもの作りを心がけ作陶している。
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絵唐津刷毛目松文豆皿【岡本修一】
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